【考察】迷家-マヨイガ- 色々情報が出揃ったので改めて1話を見直してみた
迷家6話まで見ました。オリジナルのホラーミステリーはいいですね。次回が楽しみで仕方ありません。
さて、最初はホラーとミステリーで拮抗していましたが6話で完全ホラーに方針が固まったっぽいので改めて1話を見直してみました。
バス乗車中のメモ
「納鳴村」に関する考察その2
他の都市伝説と同じく、「納鳴村」のエピソードには様々なものがあって少々混乱するところが多い。多少の信憑性のあるものを含めて、特に最近わざとおどろおどろしく噂を拡散させようとする愉快犯的な人々には正直、憤りすは感じてしまう。これではせっかくの魅力を持った「納鳴村」がただの胡散臭い都市伝説に成り下がってしまいそうだ。そこで、ここでは独断的に大胆に一応科学的な見解(?)も含めていろいろと取捨選択しつつ、おおまかに少しでも村のシルエットを、本当に「納鳴村」のことを信じている人たちと共有していきたいと思う。
①納鳴村ということばの由来
まず最初に納鳴村という名前はどこから来たか?というところから始める。諸説あるものの一般的な噂では、大体2パターンにまとめられる。ひとつめとしては「名も無き村」という言われ方か定着してしていつのまにか「名無村」「納鳴村」になったというもの。そしてもうひとつは七人の鬼の現れる村という「七鬼村」。もちろんそれ以外にメジャーなものとしては長い/永遠という意味での「永い」説も[指で隠れている]声村としての「長泣村」[画面切れ]
噂を広げる愉快犯の示唆がありますが関係なさそうですね。
納鳴村の名前の由来として「名も無き村」「七鬼村」「永い」「長泣村」の4つ。どれか1つが正解ではなく、複数の意味を持たせているのではないでしょうか。
「名も無き村」→本名でなくハンドルネームを名乗っている
「七鬼村」→七人の鬼の伝承
「永い」「長泣村」については現時点では不明です。
納鳴村にまつわる童歌 解釈詩
○なきはななき ねん子つらにくし
(解説)納鳴村の七人の鬼が吠えている。腹が減って吠えている。眠る子をさらって喰らおうと吠えている。
眠る子の姿は最悪だ。鬼にとっては醜悪以外の何ものでもない人間だがこんな気味の悪い子供だが、食べると不思議、珍味で美味だ。
一度食べたらやめられない。鬼たちは仕事を終えて今日も言う。
「あーあ、たまには人間の子供でも食らいたい」
○わるいまなこをぬいてやろ
人間の子供は無駄なところが殆ど無い完全食だが受け入れられない
[指で隠れている]れは目だ。味は悪くないのだが猛烈な食あたりを起こす。
[指で隠れている]い時には死んでしまう。「まなこ食べたし命は惜しし」である。
だからどんなにどんなに美味しくても、目だけははずしておかなければならない。
ただしこれは村の掟ではない。食べたい時はご自由に。
運良く何事もなくてホッとする事もあれば、丈夫なからだがぽっくり逝ってしまう事もある。
ご自由に。自己責任ですな。
○てあしもいだらあばれずすむが
(解説)手足をもげば動きづらいのであばれない[画面切れ]
気を付けなければ[画面切れ]
指で隠れている部分は「それが目だ」「悪いときには」でしょう。
考察その2で『七人の鬼の現れる村という「七鬼村」』とありますが、解釈唄では「村の掟」と書いてあります。
人間が住んでいる村に鬼が現れるのか、鬼が住んでいる村なのかどっちなんだろう。一番怖いのは人間が目を引きずり出して食べている、ですね。
6話で「まなこをぬく=心の内面を引きずり出す=心の奥に隠した事が見える、形になって表れている」と説明されました。
「わるいまなこ」=「わるい心の内面(トラウマや罪悪感)」を食べてくれるのであれば鬼は悪い存在ではないかも知れません。
納鳴村の噂のまとめ
○恐怖を流布させ、それを隠れ蓑にして実は幸せな楽園を築いている。
○最初は楽園だったが、だんだんと住民たちの間に軋轢が生じ、最後は皆殺し。最後に残った1人も首をつった。
○政府の巨大な薬学実験場。何も知らない住人達は副作用に苦しみ、やがて口封じのために、全員が虐殺された。
○美しい女王がミニ国家を統治している。女王は幼い超能力少女で衛星からも発見できないオーラを放っている。
○鬼の里。町を追われた妖怪たち(主にカッパ)が集まっているという説もあり。地上では小さな村だが地下には巨大な要塞がある。人間に見つかりそうになると地下には隠れる。「おむすびころりん」は納鳴村の地下要塞を唄ったものだとか。
○厭世主義者たちもしくはヒッピーたちが集まって自給自足の生活をしている。石油が出るのでエネルギーに不自由していない。ヒッピー説では、大麻やケシを栽培している。
○熊に襲われて全滅した。
○ダムに水没した村。
○不時着した宇宙人説。納鳴村が見えない理由は、高度なテクノロジーでその存在を隠しているため。
[画面切れ]
集団催眠は作中でも何人かが口にしていますね。
ほとんどがノイズでしょうが、気になる説は
○最初は楽園だったが、だんだんと住民たちの間に軋轢が生じ、最後は皆殺し。最後に残った1人も首をつった。
○鬼の里。(略)人間に見つかりそうになると地下には隠れる。
○美しい女王がミニ国家を統治している。女王は幼い超能力少女で衛星からも発見できないオーラを放っている。
後述しますが、超能力少女=リオンで、今後秘密の地下室に行く事を示唆しているのではないでしょうか。
共食いと主人公の回想
ペンギンのぬいぐるみが地面に落ちた描写があります。6話で光宗がそのペンギンと目が混ざったような化け物を「時宗」と読んでいたので恐らく「ペンギン」=「時宗」でしょう。つまり、地面に落ちたのは「時宗」です。
病室のシーンでは母親が光宗をスルーしてもう一人の光宗らしき人物の無事を喜んでいました。
そして光宗は「家族や仲間は共食いをする」という認識を持っています。
リオン「ここにいるメンバーで共食いし合う結果にならないといいけど」
光宗「大丈夫だよ、きっと。だってどんなに仲良くなっても結局は他人だもの。仲間とか家族ってわけじゃないから」 (迷家 1話)
以上より光宗は2重人格者で、時宗は光宗の主人格ではないかと思いました。
落下事故により時宗の人格が消え、光宗の人格が残る。多分光宗を知らない母親は「時宗」の無事を喜ぶ。以後光宗は時宗として生活する事になる。
時宗は自分の存在を光宗に乗っ取られ、光宗は今までの自分が否定される。
これが光宗のいう共食いなのではないでしょうか。
リオン「本当の気持ちを隠して、いろんな事を無理して抱え込んでいると爆発しちゃうよ」
6話でこはるんは「現れたモノノケを引き連れ幼い少女がやってくる」とも語りました。この少女がメンバーの中にいるのなら、真咲・リオンの2人が候補になりますね。こはるんも候補に入りそうですが、幼くないのと、納鳴村を調査したいだけの人のように感じるので外します。
真咲は以前行方不明になった少女として疑われていますが、これはミスリードな気がします。
対してリオンは前述の超能力少女の伏線がありますし、ツアー参加理由を語っておりません。そして上記のセリフです。幼い少女はリオンでほぼ間違いないでしょう。
7話放送前までにあげようと急いでまとめたので雑多な考察になりました。
幼い少女が引き連れてくるのモノノケは一体何なのか?
リオンが少女なら引き連れてきたのは光宗達、光宗達がモノノケなのか?
わるいまなこを抜かれたらどうなるのか?
まだまだ考える事は山ほどあります。7話視聴後に考えたいと思います。