【考察】さらざんまい 第2皿
※この考察は4月22日に書いたものです。
最初に
交番のデザインがおもいっきりカワウソでした。前回「カワウソ(キリッ」って言っていたのが恥ずかしい。
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「未来は欲望を繋ぐものだけが手に入れれる」
警察コンビの目的は未来を手に入れる事でしょうか。理由は不明です。 その手段が「欲望を繋ぐ」。「繋ぐ」は別の存在同士をくっつけたり結びつける事です。結びつけるものは場所でも気持ちでも構いません。一体何と欲望を繋ぐのでしょうか。こちらも不明です。
カワウソイヤァ
ダンスの背後で土下座のピクトグラムを箱詰めにしてました。 その時の箱はカワウソが書かれていません。箱詰めの後にカワウソの押し印?しその箱がカパゾンビになりました。
土下座のピクトグラムは搾取された欲望の象徴でしょうか。搾取した欲望を箱詰めして、カワウソの印を付ける事で欲望を肥大化させ、カパゾンビにしているように見えます。
歌詞考察
去勢された負け犬ども 牙を剥け
惰性で生きる虫ケラよ 身を焦がせ
牙を剝け→敵意を露骨にあらわせ。危害を加えろ
身を焦がせ→激しく募る恋慕の情に、もだえ苦しめ
歌詞の前半は搾取した欲望に「カパソンビになって暴れちまいな」と煽ってる感じですね。
我らが獲たもの ふたつの運命
我らは似たもの ひとつの生命
「我ら」がカパゾンビと警察官コンビを指しているのであれば、「似たもの」より警察コンビ≒カパゾンビになります。
「ふたつの運命」はまだ不明。
欲望の消化
欲望の消化は警察コンビの邪魔だそうです。 消化された欲望=希望は繋げないって事でしょうか。
また、欲望消化すると写真から猫山が消えました。写っていた猫山は欲望が具現化したもので、消化されたから消えた?しかし実際にズルムケ事件は起こっています。よくわかりません。
搾取と消化
はじまらない おわらない つながらない
はじまらず、 おわらず、つながれない者たちよ。
今1つの扉を開こう。
ケッピが尻子玉を浄化するときに出てくる言葉と警察官コンビが搾取前に言っていたセリフです。
警察コンビは「はじまらず、 おわらず、つながれない者」の欲望を搾取して解き放つ。
ケッピがそれを浄化して「はじまらない おわらない つながらない」状態にする。
搾取と消化の関係も気になります。
欲望と希望
各言葉の意味を調べました。
・欲望→不足を感じてこれを満たそうと強く望むこと
・希望→あることが実現することを待ち望むこと
欲望と希望はどちらも望む事です。 欲も希も望も全部「願う事」の意味があります。 希望も欲望もイメージの違いで根本は同じような気がするんだけどどうなんだろう。
まとめ
矢逆一稀
欲望の対象:春河(弟)
繋がりが消えてしまう事を知っている→繋がりが消える体験をした事がある?
春河のためなら窃盗も厭わない倫理観のやばいやつ。
久慈悠
欲望の対象:久慈誓(兄)
おそらく兄に認められたい。だから一稀が「春河のため」と言った時に自身と兄を重ねて猫を諦めた。
陣内燕太
欲望も対象:OPの構図より矢逆一稀
矢逆一稀と一緒に部活をしていた。 陣内燕太の箱の中には矢逆一稀と同じミサンガが入っていた。
ホモかは置いといて主人公に特別な思いを持っている可能性がある。
→ホモでした。
ケッピ
目的:尻子玉の消化。
尻子玉は人間の欲望エネルギーを蓄積する臓器なので、欲望の消化ともいえる。
警察官コンビ
目的:欲望を繋いで未来を手に入れる。
手段:欲望の搾取。
哲学的ゾンビと行動的ゾンビまで波及してまとめきれなくなったり、消化と浄化を勘違いして漁っての方向に考察が吹っ飛んで行ったりして大変でした。欲望を浄化するってのでも面白い考察出来上がったんですけどね。 悔しいから別記事で供養します。